行政書士の対象業務は無数にあります

(行政書士にできること)

行政書士が手掛けることのできる業務は、それこそ無数にあります。数えたことはありませんが、扱える書類の数は1万種類を越えているそうです。そのため我々行政書士は自分の専門分野をある程度しぼって営業しています。

ここで、行政書士の仕事を目指そうとしているみなさんにお伝えしたいのは、私のように専門分野をしぼって仕事をするのがいいのか?それとも建築許可も、飲食業許可も、契約書の作成も、床屋さんの届け出なども何でも手広くやるのがいいのか?というようなお話しです。「行政書士事務所」で検索すると、現役行政書士のいろんな開業パターンが出てきますので、いくつか調べてみてください。

私のような「業務限定型」か?対象業務を手広くする「幕の内弁当型」か?どちらのタイプで開業するにせよ「行政書士試験に合格しました!さて何を専門にしましょう!?」というのではまったく遅いです。試験勉強を始める前に漠然とでもいいですから、合格後の開業イメージを描いておいてください。行政書士の試験に合格することも簡単ではないですが、試験勉強をするだけならそんなに勇気はいりません。ところが資格を手にして、開業者として一歩を踏み出すのは、もの凄く勇気がいるものです。比較的難易度の高い国家資格だから(参入障壁が高いから)といって、合格さえしてしまえば仕事も何とかなるだろう考えるのは絶対に甘いです。そういう方はまずまちがいなく、稼げない行政書士になってしまうでしょう。独立開業を成功させるためには、はっきりと自分の方向性を持っていることが欠かせないのです。

さて極々一部ですが、行政書士が携わることのできる業務を列挙してみます。

◎旅行業登録 ◎旅館届出(登録) ◎建設業許可申請 ◎特殊車両通行許可申請 ◎風俗営業許可申請((キャバレー、料理店、社交飲食店、マージャン店、パチンコ店) ◎古物商許可申請 ◎火気使用設備等の設置届 ◎貸金業登録申請 ◎電気工事業者登録申請 ◎介護保険制度申請 ◎産業廃棄物処理業許可申請 ◎理容所届出 ◎宗教法人設立(規則認証)申請 ◎学校法人設立認可申請 ◎薬局開設許可 ◎化粧品製造販売許可 ◎医薬品製造販売許可 ◎クリーニング所届出 ◎著作権登録申請 ◎プログラムの著作物に係る登録申請 ◎国籍取得届等の手続 ◎在留期間更新許可申請 ◎不動産取得税申告 ◎遺言書の起案及び作成指導 ◎遺産分割協議書の作成 ◎内容証明郵便作成

これでもほんのさわりに過ぎませんが、一般の人にも身近な商売から専門家しか知らないようなことまで、ホントにいろんな仕事があるのがわかっていただけると思います。お伝えしたいのは、私が医薬品製造販売許可を選んだように、みなさんの今の仕事とリンクする業務はないか、詳しく見てほしいということです。その作業をすると、開業後のイメージがつきやすくなります。行政書士の取扱業務を詳しくお知りになりたい方には、下記のサイトがお薦めです。

●行政書士茂木法務事務所
http://moteki-homuoffice.com/service/

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>>特集ページ「行政書士の仕事の具体例」(提供:フォーサイト)